まるで心霊写真のようですが

いい大人たちの花火大会。
昭和30年とか40年代、「サークル」というなんらかの活動を通じて友達の輪を広げる行為が隆盛をきわめていたとのこと。「人生手帳」なる冊子が市販されており、そこには各地域のサークルの予定が掲載されていた。「より良く生きるため」を主題に、当時の若者達は地縁以外の新しい仲間(サークル)と出会っていく。「近所だから」という理由以外に、興味だとか志しが同じだとかが理由の仲間づくりが、人生手帳というメディアとともに普及していった。始まりは文通と変わらないけれど、例会が用意されており「会う」ことが基本になっていた。顔を知らない相手と会うときは、「人生手帳」をもって待ち合わせの場所に立っていたという。
なんだかすごくダイナミックな感じがした。