DVD@自宅

本広克行プロデュース Fabrica[10.0.1]をDVDレンタルしてきて見ました。
Fabrica (10.0.1) [DVD]

映画監督の本広克行が演出をした劇のようです。
http://fabrica.playxmovie.com/
DVDには本編とSWITCHというメイキングが入っていました。
出演したキャスト一人ずつの舞台裏を撮影したドキュメント風?のメイキング。
このSWITCH。面白く見れました。
「この役者さん、どんな人なんだろう」って本編見ている時から何度か思いました。
それが1人2人じゃなくて、何人もいて。
きっと、役を通してその役に自分自身を語らせる。
逆のようだけど、それが演じるということなのかもしれない。
役を演じてしまうと自分と役の間には埋まらない溝ができる。
そうすると客が見ている物語の役の中には誰も入っていない事になる。
「役をやる」っていうけど、そこには「役(で自分)をやる」という部分が隠れているんじゃないのか?と。
それと、演劇や舞台っていうのは役者のものなんだな、ということをSWITCHをみて思いました。
役者が魅力的に見えたので、本広克行の演出は良かった。そう思います。