フィニッシュ@自宅

3連休終わり。
23日は確かなにもしないで家にいた。
あ、違う。綿半に防寒具を買いに行った。
帽子、手袋、ジャンパー、首に巻く奴、諸々。
しめて1万円弱。
ビデオでも見ようと思ってツタヤへ。
一回りして、見たいものが無い。
ここのところいつもそう。
本をパラって、店を出る。


24日。
昨日買った防寒具を着込んで、川中島の古戦場。
朝8時。レビトラのジェネリック医薬品について
警備のバイト。
甲冑を着た人がぞろぞろ。メインステージの芝生の中へ。
「リハーサルか」と見ていると、甲冑を着た上杉軍の中に中学校の同級生が。
あまりの偶然にテンションがあがる。
甲冑似合うね、と。少し話す。


11時早めの昼ご飯。おぎのやの弁当。
12時から演目の開始。
観客席の柵が倒れないように警備。
柵の内側だけによく見れる。
武田軍、上杉軍登場。1時。
山本勘助役、内野聖陽も登場。
喋りなれているというか、見事なマイクパフォーマンス。
合戦開始。同級生の勇姿を確認。
両軍勝どきをあげて終了。


4時撤収作業。
机とイスの回収を担当。重い。
はりきってトラックに積み込む。
そのとき一緒に作業した人が、同い年だったりして
こんど飲みましょうなんて話しをする。
6時作業を終え、日当をもらう。
ほぼ昨日買った防寒具代。
じんわりと汗をかいていた。



そのまま飯田へ向けて高速にライドオン。
9時トオヤマ君家へ到着。
ビール最高。
今後の生き方について。
毎度よくわからないまま、酒だけは進む。
一生懸命話すんだけど、言ってることは高校生みたいなんだよな。
と自分の足りなさ加減を噛み締めつつ就寝。
布団に入ると、足下に暖かいものが。
お湯の入った2リットルのペットボトル。
寒かろうと用意してくれたのか。感動。
こういうことができるなんて、すごい奥さんだな。
の、「できるなんて」の辺りで意識消失。


25日。
犬の鳴き声と、バスドラムのドンドンという音で目が覚める。9時半。
ハミガキを買いに西友へ。
ベンチで本を読んでいる人がいた。寒くないのかな。
昨日の話しの続きをなんとなく。
僕にはなにか大きなものが抜けている。
重要な課題を抱えたまま、
トオヤマ君とプランターに球根を植える。
プランターの底から流れる水を見て、楽しい気分になる。
そういえば、こういう気持ちもたりないな。


一時半塩尻に向けて出発。
途中みどり湖SAで仮眠。
4時過ぎに、塩尻バーミヤンでウールと待ち合わせ。
習志野ナンバーの車からウール登場。
電話では何度か話したが会うのは12年ぶり。
滝廉太郎メガネに短髪で精悍な印象。
トオヤマ君家へ行って酒を飲んで、川上さんと電話で話して、
と昨日のことを話す。
友人を一人ずつ訪ねて行って、最後に死ぬ気じゃないよね。と心配される。
混んできたのでバーミヤンを出る。


車に乗ってウールの家へ。
親御さんにあいさつをして、部屋で歓談。
どうもテレビドラマ版のせかチュウにいたく感動したらしい。
いままでの人生で一番泣いたドラマ
一位、世界の中心で愛を叫ぶ(テレビドラマ版)
二位、イグアナの娘
仕事中ふっと思い出して目頭が熱くなるほどだったという。
あまりにも感動したので原作を読んだら、
小学生の作文みたいで驚いたとも言っていた。
身振り手振りでせかチュウの感動シーンを説明するウール。
そういえば僕にはこういう熱さもないな。
聞いていて壮快だった。


帰りの高速でずーと考えた。
頭の経験と体の経験。
テレビを見たり人の話しを聞いたり頭の経験はぐるぐる回るだけで、
体の経験に結びつかないと終わらないのかな。
頭ばかり贔屓して、体のことなんてずっと忘れていたようにも思う。
もし大きなものが抜けているとしたら、それは体か。
経験というか、鍛えるというのでもなくて、使ってない。
体を使ってない。だな。
いつも同じ悩みを繰り返すのも、むなしさばかりが膨張するのも
体がそこにないからだと考えると辻褄があう。
熱さがないのも、熱くなるべき体を持っていないからだ。
中学、高校どこかその辺りで体を落としてきてるね。
大変だ。
えらいことになった。
どうやって体を取り戻そう。