2008-01-31から1日間の記事一覧
約一ヶ月に及んだ百人一首の書き取りが終了。 今回は「小学生のまんが百人一首」を見ながら書きました。 百人一首の札も買おうかな
パンダ餅すとらっぷ | 商品情報 | バンダイ公式サイト | バンダイ公式サイト パンダ餅! 右が1年半前に僕が書いたイラスト。うわー煮てる。
ももしきや 古き軒端の しのぶにも なほあまりある むかしなりけり (ももしきや ふるきのきばの しのぶにも なほあまりある むかしなりけり) 順徳院 「宮中の古く荒れた軒に生える忍ぶ草を見るにつけても、いくら忍んでも忍び尽くせない昔の御代だよ。 朝…
人もをし 人もうらめし あぢきなく 世を思ふゆえに 物思ふ身は (ひともをし ひともうらめし あぢきなく よをおもふゆえに ものおもふみは) 後鳥羽院 「時には人を愛しく思ったり、時には人をうらめしく思ったりする。味気ない世だと思うゆえ、思い悩むこの…
風そよぐ ならの小川の 夕暮は みそぎぞ夏の しるしなりける (かぜそよぐ ならのをがはの ゆふぐれは みそぎぞなつの しるしなりける) 従二位家隆 「風がそよそよと楢の葉に吹いている。この小川の夕暮れは秋のようだ。しかし六月祓のみそぎだけが、まだ夏…
来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに 焼くや藻塩の 見もこがれつつ (こぬひとを まつほのうらの ゆうなぎに やくやもしほの みもこがれつつ) 権中納言定家 「待っても来ないあなたを待つ私は、松帆の浦で夕なぎの頃に焼くという藻塩のように、身も心も恋こがれ…
花さそふ 嵐の庭の 雪ならで ふりゆくものは わが身なりけれ (はなさそふ あらしのにはの ゆきならで ふりゆくものは わがみなりけり) 入道前太政大臣 「嵐が桜の花を誘って庭一面に降っている。まるで雪のようだ。しかし本当に古りゆくは私自身なのだな。…