@自宅

来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに 焼くや藻塩の 見もこがれつつ
(こぬひとを まつほのうらの ゆうなぎに やくやもしほの みもこがれつつ)


中納言定家


「待っても来ないあなたを待つ私は、松帆の浦で夕なぎの頃に焼くという藻塩のように、身も心も恋こがれているのです。
女性になったつもりで。待つ、松。」