@自宅

風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ くだけてものを 思ふころかな
(かぜをいたみ いはうつなみの おのれのみ くだけてものを おもふころかな)


源重之


「うち寄せる波が岩に当たってくだけるように、わたしの恋心も、岩のように平気でいるあなたにあたって、くだけんばかりに思い悩んでいるよ。
岩のような女・・・」