@自宅

有馬山 猪名の笹原 風吹けば いでそよ人を 忘れやはする
(ありまやま いなのささはら かぜふけば いでそよひとを わすれやはする)


大弐三位


「有馬山の近く、猪名の笹原が風が吹かれて「そよ」とざわめくように、あなたは私の思いが頼りないというけれど、そういうあなたの心変わりの方が心配です。
紫式部の娘さん。」